しかしここの露天風呂も苦労してたどり着く価値は十分持っている。屋根のようにかぶさる天然の巨岩の下に石積みで作られた湯船は、それだけで雰囲気たっぷり!しかも、周りの木々、そして後ろにドドーンと連なる後立山連峰の眺めも加わり、ロケーションは抜群である。私の知る限り山の露天風呂としては第一級品だ。特に、秋に訪れれば、素晴らしい紅葉が楽しめるだろう。今回の番付は高天原温泉に続いて大関位としたが、秋に行っておれば横綱になっていたかもしれない。 ただし、この露天風呂、小屋のまん前にあり、登山道からも丸見えなので、入るのには少々勇気がいるかもしれない。といってもそんなに人が通るコースでもないのだが・・・。女性用は小屋の裏側、源泉が湯気をあげている谷に面したほうにあるので、表からは隠れている。小屋の人に確かめたところ、屋根はあるが一応露天風呂なんだそうだ。入浴料は400円(1999.8月現在)。湯は流しっぱなしなので、いつでも入れるようだ。但し、70度ぐらいあるので、水のパイプも一緒に入れてある。 岩の向こう側が女性用露天風呂また、ここから少し離れたところには仙人岩屋と呼ばれる昔の修行場と思われる岩窟があり、ヒカリゴケが妖しい光を放っていたりして、温泉以外にもなかなか楽しいところである。日程の関係上、私はここの山小屋には泊まらなかったが、もし泊まれば、夜は後立山連峰の山小屋の光と、満天の星の下での露天風呂、朝は、ご来光も楽しめたことと思う。 |