![]() BYG 529.301 1969年録音 (アナログ) |
ガムランをジャズにとりいれた人といえばやっぱりこの人ドン・チェリーです。 前作「エターナル・リズム」では、ヨーロッパのフリー系の人達とガムラン・ゴングなどをドンチャカやっていたんですが、このアルバムでは一転してエド・ブラックウェルのドラムだけを相手にポケット・トランペットやピアノ、笛でシンプルな演奏を繰り広げています。今度はアフリカの素朴な香りがしますね。 昔、西宮に、OUT PUTというジャズ喫茶があって、なぜかドン・チェリーがかかったりします。そうすると、間違いなく客が帰って行くんですよ。やっぱり正統派ジャズファンからすると退屈なのかなぁ?私は緊張感がありながらも、素朴で暖かい感じがするこのアルバムや、その後の民俗音楽志向のチェリーの音楽が大好きなんであります。 |
![]() FREEDOM/トリオ PA-7160 1974年録音 (アナログ) |
アフリカ志向といえば、やっぱりこの人、ランディ・ウェストンです。 アフリカ熱が昂じてしまいにアフリカに移住したこともあったようで、たぶんこのアルバムを録音したときもアフリカに住んでいたはずです。 これはピアノ・ソロ集で、影響を受けたというモンクや次に紹介するダラー・ブランドほどの際立った個性はないものの、私好みのハズレた雰囲気を十分持った魅力的な音であります。彼の曲といえば、リトル・ナイルスがあまりにも有名で、もちろん,私も好きなんですが、このアルバムの冒頭曲African Village Bedford Stuyvesantもいい曲で大好きです。後に出たCD2枚組の超大作「アフリカ」は、とても評判が良かった意欲作でしたが、それにテーマとして使われていたのがこの曲でして、自分のお気に入りの曲がこういう形でまた聴けてなんとなく嬉しかったです。 |
![]() CHIAROSCURO/テイチク ULX-103-CH 1976年(アナログ) |
アフリカ人ジャズマンといえば、やっぱりこの人、ダラー・ブランドです。オススメの1枚でも紹介済みですが、彼のアルバムといえば、ソロ・ピアノ「アフリカン・ピアノ」があまりにも有名ですね。 でも、アフリカで録音された一連のアルバムがまた素晴らしくてこれまた大好きなんで、オススメのコーナーに引き続き、ここでも紹介しちゃいます。サイドメンも当然アフリカ人ミュージシャンですが、普通のジャズとは明らかに異なるノリ、そしてのびやかな音など、不思議な魅力でいいんですよ、ホントにもう。 アフリカン・ピアノで出てきたお馴染みのフレーズがこのアルバムの曲でも出てくるんですが、あの特徴的な執拗ともいえるフレーズの繰り返しがホーン陣によって演じられます。その独特のゆったりとした、うねるようなリズムに、体が自然に反応して揺れ動くんですが、これも一種のスイングなんでしょうなあ。 紹介しているジャケットは実は国内盤の裏側です。原盤にも同じ写真が使われているそうですが、アフリカで空手をやってたんでしょうか?? |