![]() BLUES CLASSICS#3 (アナログ) |
前項はシカゴで終わった。シカゴねえ、シカゴから連想するものと言えば・・・・わぁージャズファンの方ゴメンなさい。シカゴ・ブルースしか頭に浮かんでこないよぉー。 というわけで、まずご登場するのは戦前のシカゴ・ブルースの立役者でありますブルース・ハープ奏者のサニー・ボーイ・ウィリアムスン1号。1930〜40年代の録音だけど、このへんのレコードって高校生時代に買ってたんだよねえ。当時のロックやブルースのレコードはほとんどどこかにいったのに、一部のものが奇跡的にレコード棚の片隅で生き残っていました。彼の声って、少し軽めであんまり私好みではないんですが、この時代にしては驚くほどモダンに聞こえたであろうハープの奏法によく合うスマートさを感じます。私はそんなにブルースハープをよく聴いてるわけでもないし、詳しくもないんですが、これを聴くと、「え、もうこの時代に既に吹き方完成されてるじゃん」と思ってしまいます。ジャケットに一緒に写っているギタリストはもう一人の大物、ビッグ・ビル・ブルーンジーです。。 |
![]() BARCLAY 920.294 1971年(アナログ) |
じゃーん、なかなかインパクトのあるジャケットですねえ。何を隠そう、これは私が初めて買ったブルースのレコードなんであります。思い起こせば30年前、FM放送で作家の片岡義男とジャズ歌手の安田南がDJをしていた番組があって、そこで紹介されたのがこのブルース・ピアニスト、ルーズベルト・サイクスなんですな。その渋い声が当時ロック少年だった私をブルースへと向かわせたのでありました。翌日、梅田のLPコーナーに早速でかけ、このアルバムを差し出したらレジの兄ちゃんがなぜか笑ったのが今でも記憶に残っております。あの笑いはなんだったんだ? このサイクスさん、20年代からずっと活躍しているということですから、1971年のこのレコードを出したときはほぼ半世紀のキャリアを誇っていたんですねえ。この年にして、この張りのある歌声、凄いです。ここから私の音楽遍歴は黒人音楽へとぐぐっとシフトしていくのでありました。。 |
![]() COLUMBIA CS 9217 1965年録音(アナログ) |
私が一番好きなブルース・ギタリストがこのサンハウスです。いわゆる戦前のミシシッピ・デルタ・ブルース・スタイルってやつで、泥臭い、重たい、激しいシャウトと、迫力あるスライド・ギターがなんともいえません。ボトルネック奏法っていう指に壜の口や金属管をはめてスライドさせて弾く奏法があるんですが、私はこのジャケットの写真を見て初めて、おお、こういう風にするのかと知りました。ちなみにこのギター、円形の金属製共鳴盤みたいなのがついてますが、これも迫力あるギターサウンドに関係あるんでしょうか。なにしろあのロバート・ジョンソンにギターを教えたっていうんですから、凄い人です。 1960年代のアメリカはフォークソングブームもあって、もう死んだと思われている過去のブルースマンをマニアが必死になって「発掘」することが広く行われたようです。このサンハウスもそうやって「発掘」されたらしく、久し振りにレコーディングしたのがこのレコード。でも、半端じゃない凄い迫力ですよ。 |
![]() COLUMBIA CL1654(VOL.1),C30034(VOL.2)アナログ |
| 伝説のブルース・マン、ロバート・ジョンソンのアルバムです。上の写真はVOL.2のジャケットですが、ホテルの一室でのレコーディング風景が描かれています。実は、このレコードが発売された当時、ロバート・ジョンソンについての資料が少なく、写真さえなかったためにこんなイラストが採用されたと聞いていますが、私は、このイラストが大好きなんですよ。 そして、演奏の方もいいですねえ。声も、そして悪魔に魂を売ったおかげで上手になったという伝説があるギター奏法もどちらもしびれてしまいます。彼の歌うブルースの歌詞って、内容はかなりエロチックなものが多いそうですが、英語がわからないなりにも、なんとなく雰囲気出てますなあ。 |