![]() ECM- 1 - 1170 1979年録音(アナログ) |
またまたECMです。またまたチャーリーヘイデンがらみです。 私がいつも好んで聴くテナー・サックスといえば、黒くて下品なまでにゴリゴリ吹きまくるというものがほとんどで、このアルバムでテナーとソプラノを吹いている北欧出身のジャズメン、ヤン・ガルバレクの音とは全く正反対です。でも、ここで聴かれるヤン・ガルバレクの演奏は好きですねえ。なかでも素朴なメロディーを透明感あふれる音で歌い上げるタイトル曲が大のお気に入りです。透明な音はいかにもECMらしいって感じなんですが、それに加えてヨーロッパのカントリーっぽい匂いが交じって、なんとなく、おお、これが北欧の音なのかと納得してしまいます。8弦ギターもいい感じで雰囲気を盛り上げてくれます。 ちょっと気分を変えたいとき、ゆったりとした気持ちになりたいときなど、ときどき取り出して聴くアルバムです。 |
![]() ECM- 1119 1977年録音(アナログ) |
上記のヤン・ガルバレクが違うベーシストと組んだのがこのアルバム。このコーナーってだんだんジャズ版「お友達の輪」みたいになってきましたね。成り行き任せで書いてるもんでどうもすんまへん。 今のピーコックといえばキース・ジャレットのスタンダーズ・トリオのベーシストっていうイメージが強いですよね。でも、彼は70年代初めは日本に住んでいたので、私には、いろんな日本人ミュージシャンと共演していた人っていうイメージがまずあります。特に尺八の山本邦山との共演盤「銀界」が好きでしたね。なんとなく「間」というものがわかってるジャズメンだなあっていう印象を持っていました。 日本を去ってからはしばらく消息不明っていう感じでしたが、70年代後半からECMを中心に復活してきました。このアルバムではヤン・ガルバレクの入った2曲以外は全部自分で演っています。派手さはないんですが、なぜか最後までじっくり聴いてしまう、いい演奏です。 |
![]() ECM-1- 1185 1980年録音(アナログ) |
ヤン・ガルバレクのお友達ノルウェー出身のヨン・クリステンセン、英国出身ジョン・サーマン、米国出身ケニー・カークランド、そしてリーダーはチェコ出身のミロスラフ・ビトウスという多国籍グループの第2作目です。この4人がインタープレイを繰り広げる1作目はFIRST MEETINGというタイトルがあってリーダー名ビトウスだったのに、このアルバムは単に上記の表記のみ。ひょっとしてGROUPがアルバム名なの?ま、言われてみればこっちの方がよりグループとしてのまとまりがあるように思えたりもするんだけど、でもやっぱり気になるのはビトウスの凄まじいアルコ・ソロ。さすがヨーロッパ出身のベーシストです。 ちなみに最近亡くなったケニー・カークランドって超売れっ子だったんですってね。最近のジャズ事情に疎いから全然知りませんでした。彼はこの翌年ヒノテルのグループでフュージョンをやり(何故かレコード持ってる・・・きゃっ恥ずかしい)そのすぐ後ウィントン・マルサリスの下で主流派ジャズ(これもレコード持ってた・・あんまり聴かないけど・・・・)を演ってたりしてます。私が把握してるのはここ(83年?)ぐらいまでです。 |
![]() ECM- 1-1149 1979年録音(アナログ) |
今回はECMのベーシスト特集になってしまいました。思い起こせばこの時期70年代後半から80年代初頭は独身時代で給料を全てオーディオ機器につぎこめたため、オーディオチェックも兼ねてECMのベース中心のアルバムを買っていたんでしょうね。で、結婚とともにジャズともオーディオともおさらば。今から思えば夢のような時代でした。しくしく。 このアルバムのバール・フィリップスにジョン・サーマン、この2人の名前があれば思い起こすのは70年頃に組んでたグループ「ザ・トリオ」です。サーマンがバリトンサックスをバリバリ吹きまくるエネルギッシュな演奏が好きでした。 で、針を落としてみると・・・・ん?あの豪放なバリトン・サックスはどこに行ったの?というなんともECMらしいというか透徹な音が・・・・・。まあ、はっきり言って私の好みではないし、数年に1回聴くか聴かないかという程度のアルバムですが、ベースと女性ヴォーカルのユニゾンの不思議な魅力がなぜか気になる1枚ではあります。 これを聴いてると、もう1枚不思議な女性ヴォーカルが入ったアルバムを思い出しました。ということで次回に続く・・・・・。. |