超初心者向けシギ・チ観察術

ベテラン・バードウォッチャーは見るべからず

甲子園浜 シギ・チドリ類(略称シギ・チ)はバードウォッチングするには大変厄介な鳥です。まず、彼らの活動場所は干潟なので、なかなか近くに寄れません。遠くから望遠鏡で観察する場合がほとんどです。しかも、どれも似たような姿で、図鑑を見てもなかなか識別することができません。なにしろバードウォッチング歴15年以上を誇る私でさえ、いまだにハマシギを識別することができない(←そら、あんただけや)という事実からも、その奥の深さは計り知れようというものです。


ですから、初心者の分際で・・・あ、いや、もとい、初心者の方はゆめゆめ自分一人でシギ・チを観察し、識別してやろうなんて大それた考えを持ってはいけません。ここで私がオススメするのが、名づけてコバンザメ作戦です。この作戦を遂行するには、まず日時が重要です。日は、4月下旬から5月中旬の土日、祝日。時間は、新聞で干潮の時刻を調べましょう。
上記の条件のときに甲子園浜へ行けば、必ず1人や2人は、三脚を立てて望遠鏡を覗いているバードウォッチャーに出会えるはずです。その不運なバードウォッチャーに徹底的にコバンザメしちゃおうというのがこの作戦の概要であります。


だいたい休みに一人で鳥を見ているぐらいの人ですから、とっつきが悪いかもしれません。しかし気にせず、愛想よくかつあつかましく声をかけましょう。こういう人って実は押しには弱かったりします。そして自分は鳥に興味はあるが無知であることを強調し、とどめに相手の道具を褒めるというパターンでせめると彼はまず間違いなく望遠鏡を覗かせてくれるでしょう。特に、望遠鏡に赤い線が入っているものは高級レンズタイプなのでこれを褒めるのもポイントです。

バードウォッチャーという人種は結構教えたがり屋なので、あなたの喜ぶ姿を見ると、きっと次から次へと別の鳥を望遠鏡の視野に入れては説明つきで見せてくれるでしょう。かくして双眼鏡も図鑑も持たず、手ぶらで行っても大丈夫、あなたは、たっぷりシギ・チの観察、勉強ができるのであります。
甲子園浜その2
上の写真は文中の記述
と一切関係ありません
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