| 来たれ、そして、見よ、 セルボーンはその美を惜しげもなくふりまく。 粗削りなるも威風堂々たる峡谷と丘陵! 飾りたてられた平地は、いったい何を誇る? 自然の荒々しい壮麗さにくらべれば、 胸躍らず、味気なく、訴えるものもない。 客人たちよ、この野生の景色に馳せ参じよ。 未完の園があなたたちの鑑識眼を待ちうけている。 「セルボーンの博物誌」新妻昭夫訳(小学館版)より |

| セルボーン村は人口500人の静かな小さな村だ。ロンドンから列車でわずか1時間少ししかかからないのに、豊かな自然に囲まれたこの村は、ホワイトの時代からまるで時間が流れていないかのように錯覚させられる。18世紀後半、ギルバート・ホワイトは、この村で終生、野鳥や昆虫、草花などの自然観察に没頭し続けた。自然観察の手法と悦びを後世の私たちに教えてくれたホワイトが眠るこのセルボーン村は、バードウォッチャーにとっては聖地ともいうべきところだろう。 |
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ギルバート・ホワイト・ハウス。 現在、博物館になっている。しかし、ホワイトはシャイな人らしく、ここにも肖像画の類は残されてないので、どんな顔をしていたかはわからない。 受付にはここを紹介した日本の女性雑誌が置かれていた。おかげで急に日本人女性がよく訪れるようになったそうだ。 こじんまりしているがショップやティールームもあっていい雰囲気だ。 |
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博物館を抜けると、広い庭に出る。上の写真の日時計もちゃんと現存していた。 庭の一部は、ナチュラルガーデンとして専属の庭師が整備中。その写真は花のページに掲載しているのでご覧ください。池や石畳がなかなか渋い雰囲気を出している。。 向こうの方は牧草地となっているが、どこまでが庭でどこからが牧草地かわからないぐらい、とにかく広い庭だ。 |
![]() ホワイトが弟と2人で作ったZIGZAG 登っていくのは結構しんどかったけど てっぺんからの眺めは格別だし、鳥 の姿も何種か見られて満足だった。 |
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| 左の写真は茅葺きの民家。おとぎ話に出てくるような家と庭だ。他の家もだいたいこんな感じ。イギリスの田舎では数百年前の家で普通の生活を営んでいるなんてそんなに珍しいことではないらしい。右の写真はさらに古い聖メリー教会。ギルバート・ホワイトは、ここに眠っている。 | |